MESSAGE

東北大学 研究推進・支援機構 リサーチ・マネジメントセンターは、東北大学の「研究第一」の伝統を基盤として、
卓越した基礎研究はもとより、研究成果の社会実装によるイノベーションの創出や、SDGsに代表される
持続可能社会の実現をめざす様々な研究活動を支援してまいります。

小谷 元子

小谷 元子
東北大学 理事・副学長
(研究担当)
研究推進・支援機構長

 東北大学 大野英男総長の下で2018年に策定した「東北大学ビジョン2030」の基本的な考え方は、大変革時代の社会を世界的視野で力強く先導するリーダーを育成する「教育」、卓越した学術研究を通して知を創造しイノベーションの創出を力強く推進する「研究」、そして従来の社会連携と産学共創とを統合する「社会との共創」を柱として、これら3要素の好循環を、大学の「経営革新」を図ることで、より高い次元で実現することにあります。
 研究推進・支援機構は、「研究第一」の伝統を基盤として、深い学術的理解を追究する卓越した基礎研究を推進する中で、若い才能を惹きつける知の創造拠点を形成、特色ある分野で世界トップレベルの研究力の醸成、時代を画する新たな学問領域の開拓とイノベーションの創出を一層強力に進めます。
 リサーチ・マネジメントセンターには、その中核として、本学の研究力向上の計画から実行・チェック・改善まで、現場の研究者と共に考え・歩むような着実な支援活動を期待しています。

塩入 諭
東北大学 副理事(研究担当)
研究推進・支援機構
リサーチ・マネジメントセンター長

 2013年にURAセンターが創設されて以来、東北大学のURAは、世界レベルの研究力分析手法の導入による研究力向上支援、東北大学ファンドの設置や、産学官の新たな組織間連携の推進、などの様々な活動を行い、その結果として指定国立大学認定などにも貢献してまいりました。
 発足時には本部URA数名でしたが、その後、各部局や拠点・大型プロジェクト等でも多くのURAが採用され、2023年4月現在では、正式なURAは全学で36名を数え、その他のURA類似職を加えると50名を越える方々が、本学の研究活動の推進と支援を行っています。
 一方で、URA制度の全国的な普及や研究活動の国際化等に伴い、URAへの期待や役割(ミッション)も刻々と変化しています。東北大学は、こうした国内外の情勢変化にも留意しつつ、本学の研究力Upに向けてより一層の充実した支援を行うため、2023年4月にリサーチ・マネジメントセンターへ組織変更を行いました。リサーチ・マネジメントセンターには、全学や部局を担当するURAが所属し、お互いが有機的に連携して研究力強化に努めるとともに自身のスキルアップに努めていきます。今後ともどうぞ宜しく御願いいたします。

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