トップn%文献お知らせサービス専用ウェブサイト


近年、本学の論文被引用指標が、国際的に見て低いということが浮き彫りになりました。指標の高低は、大学ランキングだけでなく、大学の法人評価にも影響しています(参考資料はこちら)。この事実を受け、URAセンターは英語論文執筆セミナーや研究力強化セミナーなどの論文被引用数向上に関する取り組みを行ってきました(関連サイトはこちら)。

最新の取り組みとして、URAセンターで先生方の研究論文で被引用数の比較的高い論文をお知らせするメール配信サービスをはじめました。上記の理由から状況把握が必要になり、各研究者個人が論文一報一報を確認したり、専門ツール利用したり、中々ハードルが高いと思われます。一つの解決策として、このようなサービスを考案しました。

本サービスは、先生方のElsevier社の抄録引用データベースScopus(https://www.scopus.com)に収録されている本学の文献の中から、FWCIがトップ15%(1~15%)に入る文献についてお知らせするものです。こちらの指標はFWCIに基づくもので、分野の特性を考慮した値になっています。Scopusの解析ツールSciValhttps://www.scival.com)を用いて、取得したデータになります。指標の確認方法や定義、Scopusのデータ修正方法について詳細ページをご参照ください(詳細はこちら)。

こちらのサービスは部局長の依頼を受け、URAセンターが代理配信を行うものです。継続的な配信を望まない方についてはオプトアウトで対応しております。


留意点・データの限界:
① あくまでScopusに収録されている文献が対象
② 東北大学として同定された文献が対象
③ Scopusの著者IDで個人の判定が可能な文献が対象
④ Scopusのデータは不完全また誤った場合もある
⑤ SciValの更新頻度はScopusと異なるため、データ取得時点により、指標の値がずれることがある


指標が登場する文脈の一例:
運営交付金等コスト当たりTOP10%論文数(SciValおよびクラリベイト・アナリティクス社のInCites)
第6期科学技術イノベーション基本計画の参考指標:Top10%補正論⽂数(NISTEP独自の指標)
THE世界大学ランキング2022年版の被引用数スコア(FWCI平均値に基づく)


お問い合わせ
ご不明な点等ございましたら、まずはご自分の部局の担当URAまでお問い合わせお願い致します。また、東北大学 研究推進・支援機構University Research Administration (URA) Center分析チーム(ハンゼン)までご連絡ください。


最終更新日:2021.12.03

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