概要

ご挨拶

研究支援の発展とさらなる⾶躍

塩入 諭

  • 東北大学 副理事(研究担当)
  • 研究推進・支援機構
  • リサーチ・マネジメントセンター長
塩入 諭

東北大学に研究支援組織であるURAセンターが創設されたのは2012年です。それ以来、URA組織として、世界レベルの研究力分析手法の導入による研究力向上支援、東北大学ファンドの設置や、産学官の新たな組織間連携の推進、などの様々な活動を行い、指定国立大学認定、さらに国際卓越研究大学認定にも貢献してまいりました。

一方で、URA制度の全国的な普及や研究活動の国際化等に伴い、URAへの期待や役割も刻々と変化しています。こうした国内外の情勢変化にも留意しつつ、本学の研究力向上に向けてより一層の充実した支援を行うため、2023年4月にURAセンターはリサーチ・マネジメントセンターへ組織変更を行いました。発足時には本部URA数名でしたが、2024年には40名を超え、現在さらに増員が予定されています。

現在リサーチ・マネジメントセンターには、全学の業務を担当するURAと部局での業務を担当するURAが所属し、お互いが有機的に連携して研究力強化に努めるとともにURAとしてのスキルアップにも努めています。今後、国際卓越研究大学にふさわしい研究支援を創造、構築し、研究支援活動のさらなる充実化を目指すとともに、研究力の向上を通して社会に貢献できる活動に注力する所存です。今後とも宜しく御願いいたします。

組織

沿革

体制整備 開始年 主な支援実績
東北大学URAセンター発足 2012  
部局等URA雇用開始
研究大学強化促進事業採択
2013 ビジネスインキュベーションプログラム(BIP)支援
研究力分析開始 2014 革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)運営・支援
URA連携協議会発足 2015  
産連企画室設置(URA配置)
URA重点化スキル策定
2016 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)運営・支援
指定国立大学認定 2017  
  2018 研究力分析ツール全学公開
URA評価昇進制度整備 2019 東北大学スカラー世界公開
無期雇用URA制度導入 2020  
  2021 部局コンサルティングサービス開始
個人別業績のメール配信システムの内製化運用開始
  2022 共創研究所運営・支援
次世代X-nics半導体創生拠点形成事業運営・支援
共創の場形成支援事業(COI-NEXT)運営・支援
東北大学RMセンターへ改組 2023  
国際卓越研究大学認定
オープンサイエンス推進部門設置、コアファシリティ強化部門、人材スキル開発部門の設置
2024 はばたく若手支援事業開始