URAの連携とDX化で、2025年度科研費申請支援が大きく進化しました
2025年度の科学研究費助成事業(科研費)大区分Aへの申請に向けたURAによる支援が終了いたしました。今年度は、7月1日(火)~ 8月8日(金)にかけて、研究者一人あたり最大2時間×2回まで対面で研究計画調書をレビューする相談会を実施し、期間後も個別のお問い合わせに対応いたしました。また、研究者の皆様により質の高い支援を提供するため、URAの連携体制構築と予約システムのDX化という新たな取り組みも行いました。
その結果、大区分Aへ申請予定の研究者24名に対し、のべ43回の支援を行い、大きな手応えを得ることができました。ご協力いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
【1】連携:部局の壁を越え、支援の質を向上
今年度の最大の挑戦は、様々な部局に所属しているURAの連携を実現したことです。本企画を通じて初めて組織の垣根を越えた文系URAの支援チームを結成し、それぞれの専門知識や多様な視点を融合させました。この「知の連携」により、申請書に対して、これまで以上に多角的で深みのあるフィードバックを提供することが可能となりました。
【2】DX化:予約システム刷新で、利便性を抜本的に改善
研究者の皆様が、よりスムーズに、ストレスなく相談会をご利用いただけるよう、予約システムのDX化を推進しました。PCやスマートフォンからいつでも手軽に予約状況の確認や申し込みが可能となり、支援へのアクセス性が大きく向上したことに加え、情報の一元管理や応答の自動化も実現。これにより、前述した部局横断での円滑な連携支援が可能となりました。
【支援実績】

今回の経験を活かし、今後も研究者の皆様の研究活動をより一層力強くサポートできるよう、URA一丸となって支援体制の充実に努めてまいります。