城内大臣が本学を視察—国際的な研究環境と「J-RISE Initiative」について意見交換—
2025.08.20
2025年8月6日(水)、城内実内閣府特命担当大臣(科学技術政策)が、関係者とともに本学を視察されました。
本学は国際卓越研究大学として、国内外から優秀な人材を惹きつけるための研究・生活環境づくりを推進しています。城内大臣はご担当されている「J-RISE Initiative」に関連し、国際的な頭脳循環の強化に向けた本学の取り組みについて高い関心をお持ちで、本学関係者からの説明や意見を積極的に聴取されていました。
当日は外国人研究者や海外での研究経験を持つ日本人の研究者に加え、国際対応に従事する外国人事務職員や外国人URAも意見交換に参加させていただきました。
外国人研究者からは、安定的なポストや研究費の確保、生活サポート体制の充実などについて改善の要望が述べられました。そのほか、日本の育児環境、医療制度、交通インフラ、都市機能、食の安全性など、生活環境全般について好意的なコメントがありました。
URAからは、研究環境に関する国際的な広報に関する要望が出され、日本の優れた研究内容や生活環境を、単なる点の情報ではなく、研究と生活を一体とした面として効果的に発信していく重要性が強調されました。城内大臣が「クールジャパン」戦略を担当されていることから、「クール”リサーチ”ジャパン」という形で日本の研究の魅力を世界に広めていただきたいとの期待が伝えられました。
城内大臣にはご多忙の中、本学にお越しいただき、心より感謝申し上げます。

冨永総長と杉本研究担当理事に囲まれ、笑顔を見せられる城内大臣。