あなたの研究、必要な人に届いていますか?「検索される×読まれる」ための戦略と部局ごとの伴走支援
本学は「国際卓越研究大学」として、地球規模課題の解決とレジリエントな社会の実現に資する研究成果の創出および今後の社会変革を先導できる人材の育成、そしてその研究と教育の成果を社会価値へとつなげることを目指しています。
構成員全員の知見及び研究成果を必要とする世界中の研究者や技術者や政策立案者に確実に届け、次のイノベーションへと発展させるためには、研究の質そのものはもちろん、「どのように届けるか」という戦略が欠かせません。
そこでリサーチ・マネジメントセンター(RMセンター)では、研究成果を必要とする人へ確実に届けるための『研究成果の発信戦略』をテーマにしたセミナーを企画・開催しました。
セミナーでは、適切な学術誌の選択が、読者層をいかに左右するかという視点を重視し、以下のような実践的なアプローチを紹介しました。
• 研究内容に適した学術誌(ジャーナルコミュニーティー/マーケット)の選定
• SNSを活用した研究情報の効果的な発信
• 文献執筆補助ツールとしてのAIの安全な使い方
• 国際研究の捉え方と、研究トピックの国際的な動向分析
• 論文指標と研究評価に関する考えた
しかしながら、研究成果の発信方法やコミュニティの引用文化、投稿先の選択基準などは、学術分野やキャリアステージや国によって大きく異なります。一律の支援では、先生方の本当のニーズに応えることはできません。
そこで本センターでは、総長の意向を踏まえ、2025年9月と2026年の3月の間、学内28部局の執行部およびURAの皆様との対話を重ね、各部局が抱える特有の課題や研究文化を丁寧にヒアリングし、セミナーをオーダーメイドで設計・実施しました。
セミナー終了後のアンケートからも、研究者が求める支援は部局や研究分野、さらには研究キャリアによって大きく異なることが改めて浮き彫りになりました。こうした時も厳しい「現場の声」こそが、今後の研究支援を高度化していく上での羅針盤となります。
RMセンターは、今後も各部局の研究支援に携わっている方々との連携をさらに深め、研究者一人ひとりのニーズに応じた「伴走型支援」を充実させてまいります。先生方や学生さん素晴らしい研究成果が、必要とする人に届き、新たな研究や社会実装へとつながるよう、全力でサポートを続けていきます。



